私の休日ランチの定番「食堂オネット」さんが、中京テレビの「ヒューマングルメンタリー・オモウマい店」に出演!
しかも1時間尺で。
これで一気に全国区㊗(≧▽≦)!
凄い!すごいぞ!
本州の最西端・下関市から、個人のお店が全国放送の番組で取り上げられるなんて…快挙!
放送決定を聞いた際は、自分のことのように嬉しい気持ちになった。
けど…。
実際に放送を見て思ったこと。それは…
「編集の力ってすごい(@_@)」ということ。
確かに「オネット」さんの魅力も詰まっていたが、それ以上に、「偏った部分のみを切り取って、更にそれを面白い感じになるように極らせている≒実際のものとはズレがある」と私は感じた。
特に思ったのが、店長さんについて。
確かに番組でもあったように何でもしっかりと量る、ハカリ命!の「タニタ教信者(ご本人曰く)」ではあるが。
普通に人当たりの優しい物腰穏やかな方なのに、番組ではなんだか闇を感じるへんくう(偏屈)なキャラに…(「とんだ論破師」とか言われて)。
まぁ、番組を面白くするためにある程度の編集は仕方ないと思うし、店長さんのいつもと違った側面を全面に推しただけとも言えなくもないが。
そして思ったのが「値段(安さ)推し」について。
確かに「オネット」さんは安い。
利用するこちらが心配になるほど安い。
けれども、こういった番組でよくある「この安価でこんなに腹いっぱい食べられちゃう!」系ではない。
むしろ量的には少し少なめ(一般的なお店の6~7割くらいの量)で、「安い」と感じるのは量ではなく質。
ひとつひとつ丁寧につくられた料理に対して「安い」と感じる。
なので、番組内であったように「こんなに注文してこの値段!(全11品で1750円)」みたいな表現はちょっとズレがある気がした(全11品のラインナップを見て)。
ちょっとっても心配(-_-;)。
こうして取り上げられることでより多くの人に知ってもらえるのはいいこと。
そして来てくださるお客様が増えることは喜ばしいこと。
けれど…。
いいことばかりではないし、喜んでばかりではいられないのでは?と。
今まで実際に何度もお店に行っている私が、番組を見て違和感を感じたのと同様のことが、番組を見て初めて来店した人にもあるのではないか?と。
(店長さんはいいひとだし、お料理も安価で美味しいけれど)そこそこクセ強なお店で「それでもOK!」な優しいお客様ばかりだったけれど、番組を見ての来店の人がみんな好意的なわけではないと思うし。
番組は放送されたことで、すでに影響も…。
まずは来客が増えて混雑することを想定して、「注文のルール」が設定された。
それは「お一人様1回の注文で『1フード+1ドリンク』まで」
「店内満席時、再注文したい場合は最後尾に並び直し」
「『唐戸はれて横丁』外席利用の方はテイクアウト商品(フード2種・ドリンク4種)のみの対応→その際も『1フード+1ドリンク』」
…(-_-;)。
これでは「オネット」さんの良さが全然伝わらないのでは?と思う。
そもそも店長さんが「自分で好きなように組み合わせることで、好みのコースを組み立てることができるように」とメニュー開発をしているのに、『1フード+1ドリンク』では…。
しかもいろいろ組み合わせることを想定してひとつひとつの量を少なめにしているので、『1フード+1ドリンク』ではお腹いっぱいにもならない。
伝えられるのは「(注文できないけど)和洋中いろんなメニューがあること」「店長さんが何でもきっちり量ること」「料理が美味しいこと」のみ。
「オネット」さんの魅力はもっとその先にあるような気がするのだけど(そう思うのは私だけ?)。
そのうえ、放送後早々に予約が殺到しているらしく、当面は予約ストップとのこと。
お店が有名になれば新規のお客様は増えるけれど、その割を食うのは今まで通っていたお客様で…まぁ、「オネット」さんに関していえば優しいお客様が多いので、そこまで心配することでもないのかもしれないけれど。とはいえ、私は今まで行けていたお店に行けないのは残念(T_T)だし、同じように思う人も少なくないと思う。
なんだかんだ言いつつ、しばらく(ずっと?)大変だろうし頑張ってほしいと思ってるので、来店はできずとも陰ながら応援したい。
…なんだか急に遠い存在になっちゃったなぁ~…(;´・ω・)。