すごいお酒を見つけた!

ぼちぼち店内飲食のための準備を進めている。
そこで考えているのが、ただのランチではなく「チョイ昼呑み」の導入だ。

今やってる日替わり弁当を店内で食べられる日替わりのランチはもちろんだが、店内飲食のみのメニューをつくったり、お酒とチョイ呑み用の肴を用意したり。
そんなことを考えている。

そこで重要になってくるのが、お酒は何を置くのか?ということ。

人によってお酒の好みも様々なので、できるなら居酒屋のようにビールやサワー・ハイボール、日本酒・焼酎・ワイン・カクテル…と、色々置いておくに越したことはないのだが、狭い店ではスペースに限界があるし、在庫の管理も困難だ。

となると、置くお酒を厳選しなくてはならないのだが、それをどんな基準で決めるか…
スーパードライやプレミアムモルツなどのメジャーどころの生ビールや、角ハイやレモンサワーなどの流行りのものを置くのは何か違う気がする。

そもそも「美味しいお魚のお店」なのだから、魚料理に合うものを選ぶのはマストとして、そのうえで「3NASび」のカラーにあったものがいいなぁ…と。

ビールは地ビールサーバーがあるのでそれでいくとして、他は何にするか?
やはり魚なので、日本酒や焼酎などの日本の酒か?
白ワインという選択もある。

私自身は、普段呑みが芋焼酎なのだけど、焼酎も芋・そば・麦・米とあり(黒糖や紫蘇などもある)、それぞれにいろんな銘柄がある。
「黒霧島」や「二階堂」や「しろ」などはどこにでもあるし、逆にマイナー銘柄だとお客様がチョイスしにくいのかなとも思うし、何より焼酎を飲む場合、メインは「食べる」よりも「吞む」になってしまう気がするので、一旦却下。

やっぱ日本酒かな…
できれば山口県のお酒。

「獺祭」や「東洋美人」をはじめ、全国的にも知名度の高いものもあるし、他にも味わい深い美味しい銘柄のものもたくさんある。
「大嶺」「貴」「雁木」「関娘」「五橋」「カネナカ」「長陽福娘」「山猿」などなど。
どれも捨てがたい(^^;)
けど、どれもしっくりこない(-_-;)

そんな時、YouTubeを見ていたら動画広告が。

日本酒に関する検索とかをしたわけでもないのに、なんで流れてきたかはわからないが、お酒の広告だった。
普段ならすぐに広告スキップするのだが、なんとなく気になって見てしまった。
モニターと思われる老若男女があるお酒を飲み、「やばい」「ナニコレ!?」「美味しい」と驚き称賛している動画だ。
長州酒造「天美」

気になってすぐにスマホにメモした。
その広告動画を見たのはそれ一回こっきりなのだが、なんだかとても気になったので、すぐに調べてみた。
下関の酒造会社なのだが、市内には数件しか取扱店がなかった。
そのうちのひとつに在庫があったので今回は「純米吟醸生酒」を購入した。

で、早速飲んでみたところ…
衝撃Σ(・ω・ノ)ノ!

全くの新しい感覚。
香りが強すぎず、美味しいのに主張しすぎず、どんな料理にも合い、その味を引き立てる。けれども脇役ではなく寄り添ってる感じ。
日本酒独特の「酒感」の強さもなく、甘すぎず辛すぎず酸っぱすぎず、とても飲みやすい。

これしかない!!!!!!と直感した。

後日、父っちゃさんが調べてくれたところによると、この「天美」にはかなり面白いストーリーがあった。

創業も割と最近で、「天美」の出荷もまだ2年目とのことなので、まさに「知る人ぞ知る」なお酒。
「3NASび」に置くお酒はこれ以外にない!と確信。
早速取扱店に定期購入の交渉をしなくては!

今のところは、地ビールと日本酒のほかは、ハイボール(「地酒蔵のウイスキー」と柚子果汁)と南アフリカ産白ワインを候補にしている。
それ以外のお酒を飲みたい人は、持ち込み料をいただいて(氷・水・湯などの提供はする)ご持参いただくとしよう。