【飲食店】トイレにこだわりすぎる理由

着々とトイレの改装が進んでいる。
床の張替えから始まり、古びた配管や手洗器の塗装や棚などの製作や取り付けなど。
とにかく客席やキッチンよりもこだわっているかもしれない。
和式なのは仕方がないものとして、それ以外はできる限りのことはやろうという感じでいる。

トイレにこだわるのは「玄関はその家の顔」というように、「トイレはそのお店の顔」だと思っているからだ。
どんなにおしゃれなお店であったとしても、トイレの清掃が行き届いてないと、なんとなくお店の質の低さを感じてしまう(私はね)。
ただ、本当にトイレの清掃が行き届いているお店って、私の体感的に15%くらいしかないように感じている。
ほとんどのお店が「トイレ掃除」ではなく「便器掃除」をしているのだ。

昔、ビジネスホテルの夜間のフロントの仕事をしていたことがあるのだが、予約の管理や問い合わせへの対応などをした後、朝食までの間のヒマな時間に、ロビーやトイレの清掃をしていた。
新人さんがトイレ掃除の担当になったときに、掃除が行き届いてなかったので「トイレ掃除は便器掃除だけでなく、トイレという空間を綺麗にしてください」と言って、ポカ〰〰〰ン( ゚д゚)とされたことがある。

大概の人は「トイレ掃除」と言うと便座を拭いたり便器の中をブラシでこすったり、ごみを回収するだけである。
タンクの上や配管やウォシュレットの電源プラグなどに埃が積もっていることに気づかない。
気がつかない=気にならない、ということなのかもしれないが、気になる人からすればマイナスポイントでしかない。

「キレイ好き」はいる。
「汚いの気にならない」もいる。
では、「キレイ嫌い」は?
「この店、汚いからもう来ない」はあっても、「この店、きれいだからもう来ない」はないと思う。
(もしかしたら「このお店、キレイすぎて落ち着かない」はあるかもしれないが)

ってことで、とにもかくにもトイレがきれいであることは私にとっては重要ポイントなのだ。
何としても清潔な空間をつくりたいと思っている。

(多分トイレットペーパーや備品等を置くための)突っ張り棚が設置されていたのを撤去して、新しく飾り棚を取りつっけることにした。
収納がないとはいえ、予備分以上のトイレットペーパーや掃除用具などがむき出しになってるのは雑雑していて好ましくない。
できるだけゆったりとリラックスできるような空間にしたいと思っている。
そこで、昭和なタイル&殺風景な色合いのクロス張りの壁を何とかしたいな…と。

あんまり大きな穴をあけるのは嫌だったので、ネジではなくピンで取り付けられるタイプの棚をネットで購入した。
それを取り付けようとしたのだが、全然ピンが刺さらない(*_*;

っていうか、ピンが壁に負けて曲がってしまった。場所を変えて何本か試してみたが、どうにも無理っぽい(*_*;
どうやらクロスの内側が石膏ボードではなくベニヤ板なようだ。

どうしたものか…(@_@;)

仕方なく下穴をあけてピンを挿すことに。
「簡単に取り付けられる」からチョイスしたのに、めんどくさい&余分な出費となった。

1mmの極細のドリルを購入し、下穴をあけていく。開けすぎるとピンと穴がゆるゆるになってしまうので慎重に。
通常の3倍以上の時間をかけて何とか設置完了。
ここにはスマホがチョイ置きできるくらいのスペースをあけて、それ以外は観葉植物やディフューザーや写真(絵)などを置く予定。

これ以外にも手洗器のところに排水管の目隠し&収納になる棚を現在製作難航中。

とにかくトイレはキレイが一番!