つい先日、まるさんに食材の下処理を手伝ってもらってた時、「お母さんってさ~、僕とかに3NASびを継いでほしいとかって思う?」と。
急にどうしたΣ(・ω・ノ)ノ⁉
「料理も好きなんやけど、他にやりたいことがあるっていうかさ~…」と。
別に継いでほしいとは思わない(家業ってわけでもないし)、っていうか、むしろ大変だからやめておいた方がいいと思う。
料理を生業にするとしても、飲食店経営はまったくもっておすすめできない。
本当に大変だもん(;´Д`)まぁ、その分やりがいもあるっちゃあるけど…。
ちなみに何がしたいのか聞いたところ、「漫画家とか、絵を描く仕事がいいな~って」と。
「だから大学に行って絵を習いたいんよね~。だから今は勉強かな~?って」と。
うぅ~ん…(-_-;)それはそれで…。
夢があるのはいいことだし、勉強するのもいいことだけど。
漫画家目指すのなら大学(美大?)に行く必要性はそんなにないと思うし、大学に行って絵を習ったとして就ける職業はそんなに多くないんじゃないかと。
っていうか、生成AIが出てきた現代において、「絵を描く」ってもう人に求められる能力じゃなくなってきてる気がする。
どちらかと言えばAIに的確に指示を出せる能力があった方が、いい作品はつくれるような…。
何を目指すかはともかく、自分の将来について考えるようになってるのは、しっかりと成長しているということでいいこと。
そして子ども達が何を目指そうとも、親はそれを応援できる状態でなくてはならない(少なくとも妨げにならないように)。
ということで、私からは「やりたいことをやったらいいと思うよ。自分の力で生活できるようになってくれればそれでいいよ」と。
そのうえで、「将来働くことを考えるなら、AIとかロボットとかに置き換えられないもの(職業や能力)を身につけるか、AIやロボットに指示を出す方になるかだと思うよ」と。
そう考えると「料理」ってどこまで行っても「ヒト」の領域なのでは?と思う。
チェーン店みたいなセントラルキッチンで調理されたものでも、最後の仕上げを人がすることで、お店によって味が違うもんだし。
ほんのひとつまみの塩加減、ほんの少しの火加減で仕上がりは全然違ってくるし、その辺りの微妙な匙加減はやっぱり人でないとね。
そういう意味では料理を生業にするのもアリとは思う。
(飲食店経営はおすすめしないけどね(;’∀’))