旬を味わうには手間暇がかかる

3度目の正直!の筍掘り。

だいぶ暖かくなってきたのと雨の後ということで、山に入ってすぐ至る所に筍がひょっこりと顔を出していた。

なんなら出し過ぎていた。

2度の不発を食らった後だけに、テンションが上がってしまい、とにかく掘りまくった。
掘って掘って掘りまくった。

大収穫!
自然の恵みに感謝!

…はいいのだが、本当に大変なのはここから。
皮むき&あく抜きをしなくてはならない(@_@;)

とりあえず現地でできるだけの皮を剥き、コイン精米所で糠を入手。

家に帰ってからも、余分な皮や固い部分をトリミング。
通常はそこそこに皮を残して下茹でするのだが、それだと鍋の容量的に全部をゆでるのが難しいので、結構しっかりとトリミングした。
残ったたけのこ本体と剥いた皮の量が同じくらいに(何なら皮の方が多い?)。
こうしてみると、本当に食べられるところって僅かだ…昔の人はよほど食べるものがなかったんだろうな(-_-;)

とはいえ、かなりの数を掘っていたので、大鍋2個パンパン状態での下茹で。

筍・糠・鷹の爪・塩を入れて沸騰するまでグラグラ。とはいえ、鍋が大きいのでなかなかに時間がかかる。

沸騰したら、火を弱めて1時間コトコト。全体に火が通るように時々浮いてくる筍の向きを変えながら。

その後、火を止め、自然に温度が下がるまで一晩放置。

あくる日、きれいに洗って水漬けにして冷蔵。
毎日水替えすれば1週間~10日は保存可能。

それにしてもめっちゃ手間かかる(*_*;
ここまで手間をかけないといけないなんて…昔の人はよほど食べるものがなかったんだろうな(-_-;)

そうはいってもやはり旬の味は格別!
手間暇かける価値のある味わい!
水煮で売られてるものとは比較にならない風味と歯ごたえがある。

さて、これからどう調理しようか(*’ω’*)ワクワク。
まずはたけのこご飯かな。
土佐煮や天ぷらも捨てがたい。
洋風や中華にアレンジするのもいいかも。
お客様に喜んでもらえるように試行錯誤。