余すとこなく使う

現時点での商品は日替わりの「おかずセット」と「ごはん付き」のみだ。

「下関市場の仲買さんから直接仕入れた美味しいお魚のおかず」がメイン。
それプラス(魚の仕入れに左右され過ぎないように)お肉メニューのダブルメインに副菜3~5品のセット販売。
これには私のいろんな思いやこだわりが…(特に「食」というものに対するこだわり)
それはまた追い追いとして、セット販売にはリスクもある。
一番はセットの中に嫌いなものがあった場合、「買ってもらえない」リスク。

とはいえ、単品販売にもリスクはある。
包材費が増したり、商品個々の売れ方に差が出ることでの在庫リスクなど。

いろいろ考えたうえで、基本的には単品販売はしないつもりでいたのだが、今回、父っちゃさんの提案で限定で単品を出してみた。

というのも、父っちゃさんが真鯛を仕入れてくれたのだが、それをシゴしたときにアラが出た(当たり前)。
「これを捨てるのは勿体ない!あら炊きとかで提供すれば、絶対喜ばれるはず!」と。
「『あるだけしかない』で販売したら絶対気になる人はいるし、買った人からは絶対喜ばれるはず!」と。

ものは試しで「鯛のあら炊き、限定4個」を販売したところ、早々に完売(@_@;)
しかも購入してくれたのはリピーターさんばかりで、「ここの煮魚は本当に美味しいから」と。

魚だけでなく、肉にしても野菜にしてもそれ以外にしても、できる限りに食べ物は無駄にはしたくないと思ってはいるが、まさかそれが売り物になるとまでは思ってなかった。(廃棄せずとも、自宅用か、せいぜい賄いくらいかと)
とはいえ、捨てられるものの中には貴重なものや美味・珍味も多くあるのも確か。
これを上手に無駄にすることなく食卓に届けるために、「ある時にある分だけ」販売もイイのかもしれない。

あと、昨日は子ども達が通っている小学校が卒業式で在校生はお休みだったので子連れ出勤し、子ども達に店前での声掛けをしてもらったところ、何人か新規のお客様にも来ていただけた。
お留守番させてたら遊んでばかりの子ども達を、余すところなく使って見た( ̄ー ̄)ニヤリ
ちゃんとバイト代はお支払いしますm(__)m