一緒に働くのなら

新店舗は席数が(単純に)約2.5倍になるし2階もある。
できるだけ少ない人数、できれば私ひとりで営業できる方法を模索中なのだが…。

というのも、できるだけ無駄な経費を減らして、できるだけ使えるお金は「美味しい」に全振りしたいと思っているからだ。

なので、可能な限りオペレーションをシンプルにし、お客様にご協力していただけるところはしていただきつつ、運営していこうと。

ただ、やはりお店も広くなるし(2階もあるので目が行き届かないかも?)、しっかりと宣伝したうえでのスタートで、どの程度今との違いが出るかも未知数。
いきなりワンオペで始めるのはかなり不安(@_@;)。

ということで、ひとまず移店リニューアル後しばらく一緒に働いてくれる人を探すことに。

どんな人がいいだろうか?

「私がもう何人かいたらいいのに…」と、ことあるごとに考えてしまったりするのだが、それは不可能。
かといって、自分と(考え方とか行動とか)よく似た人が相手だと逆に衝突することが予測される。
以前にアルバイトに来てくれてた人もいて、とてもよく働いてくれてたし、いい人ではあったが、それでもいろいろと大なり小なり気になる点も多く、一緒に働くことにストレスを感じることも少なくなかった。

基本的に他人と働くということが向いている方ではないのかもしれない。
一緒に働く人の人柄や能力などに関わらず。

どうしたものか…(-_-;)と悩みながら、私の頭の片隅に一つの答えがあった。
父っちゃさんと話し合う中で、「やはりこの人しかいない」という結論になった。

それが誰かは一旦置いといて、どうしてその人となったかというと、私の中に今までとは違う、一緒に働く人を決めるうえでの新しい判断基準が出てきたからだ。それは…。

失敗しても許せる相手。

今までは、相手の能力の高さや人柄の良さを基準で考えていたけれど、たとえ相手がどんなに優秀な人でも人柄の良い人でも、思い通りに仕事が進まなかったりミスをされたりすると、不満やストレスを感じていた。
ならば逆に、「仕事ができる人」よりも「ミスをしても許せる人」がいいのではないか?と。
ただ単純に能力や人柄ではなく、そこに必要なのは「信頼」だ。

普段からお互いに考え方や思いを(同意同調ではなく)共有できていたり、それに伴う行動などが理解しあえたり(同じようできなくてよい。むしろ)。
物事に真面目に取り組むのは大前提としてあるが、そのうえで「この人がやってミスったんなら仕方がない」と思える相手。

いろいろあれやこれや悩みつつも、私と父っちゃさんの中ではそんな人はひとりしか思い当たらず、この度満を持して(?)その人にお願いすることに。
プライベートで仲良くさせてもらってる人なので、「一緒に働くことで今までの関係性が壊れるのでは?」という不安もあって悩んでたのだが、いろいろ考えた末「仕事上のことで今までの関係が崩れる相手ではない」と思えたので。

まずは軽めに打診してみたところ、割といい反応をもらえた(*´▽`*)。

「失敗しても許せる相手」を基準にしたとはいえ、決して能力や人柄がよくないわけではなく、むしろ私よりもはるかに…というか、私とは正反対。
丁寧だし堅実だし、慎重だし穏やかだし、迅速だし気配りができるし(いつも見習いたいと思っている(^^;))。
私とは全然違った視点でいろいろ見たり考えたりしてもらえるのではないか?と期待している。

さて、どうなるか…楽しみだ(*’▽’)。