【お金】臨時特別給付金

子育て世帯への臨時特別給付金について、方針がブレブレでみんなが右往左往している。

そんな中、下関では12/24に児童手当の口座に10万円が振り込まれることとなった(全額現金給付)。
ただこれもスムーズに決まったわけではなかったようで、全額給付の情報がある前日に、封書で5万円の給付の通知が届いていた。
市長が定例会見で「年内に5万円現金給付して、年明け後に残りを現金給付するという、クーポンではなく全額現金給付を目指す」との発表があったばかり。
何日も経たないうちに「年内全額給付」に変わったのだ。
現場のバタバタ加減が目に浮かぶ。

年の瀬に現金がいただけるのはありがたいことだが…

そもそもこの給付金の目的って何なのだろうか?

内閣府のホームページにはこの度の子育て世帯への臨時特例給付金について、「「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」(令和3年11月19日閣議決定)では、新型コロナウイルス感染症が長期化しその影響が様々な人々に及ぶ中、我が国の子供たちを力強く支援し、その未来を拓く観点から、子育て世帯に対する臨時特別給付を実施することとしております。」と記してあった。
…正直イマイチよくわからない。

子供たちを力強く支援し未来を切り開くことと、一時的な現金給付のつながりが見えない。
本当に子供たちの将来や未来のことを考えるなら、税金や社会保険などの負担を減らしたり、全てのこどもが格差なく希望する教育を得られるようにするべきじゃないか?

子どもや子育て世帯に限定して給付するのは、ただ単純に国民全員に給付できず、一部の人に給付するとした場合にわかりやすくカテゴリーが分けられるからじゃないかと思う。
このコロナ禍で生活が苦しくなってるのは子育て世帯だけに限ったことじゃないけど、子どもや子育て世帯に給付しとけばそれっぽい意味をつけることができるし、他のカテゴリー(例えば「高齢者」や「非正規労働者」など)に給付する場合よりも風当たりは強くないだろうから。

給付方法についても二転三転しているのも給付の目的が定まってないからだと思う。(っていうか給付金の根底にある目的は「票稼ぎ」だから、表面上の目的がブレるのは仕方ないのかもしてないけど)

当初は現金とクーポンを半々で、しかもクーポンは年明けとなっていた。
クーポンについては現金の場合よりも膨大な経費が掛かるということで非難の的となっていたが、「現金給付では消費活動に繋がらないことも考えられる」ということでしばらくはクーポンでの給付の方針を変えず。
その後「事情によっては全額現金給付も可能にする」→「全額現金給付に条件をつけず」と変わっていった。
何だこのグダグダ感(-_-メ)
こんなならはじめっから全額現金でよかったやん…
そもそも現金よりクーポンの方が配るのにお金がかかることなんか考えなくてもわかると思うけど。
クーポン印刷して、封筒用意して詰めて宛名書いて、郵送する。金かかるー!!
しかも時間も手間も。
まずはクーポンの利用可能なお店を申請・登録してもらわないといけないし、利用可能なお店を周知させないといけないし、クーポンの利用があったお店からに換金しなきゃいけないし。

現場の実務をなぁ〰〰〰んも考えてないお偉いさんは、「貯金できないからクーポンの方が消費されるよね~」くらいの感じなんだろうけど、クーポン配ったからって消費が増えるわけないじゃん。
クーポンで買って浮いたお金を貯金するだけじゃん?
しかも政治家の方といったら、自分のお金じゃないから「いかに無駄な経費を減らすか」という視点がごっそり抜け落ちてる。

経済活動を活性化させたいなら、「子育て世帯への特別給付金」なんて愚策もいいとこだし、まして半分クーポンなんて愚の骨頂(-_-メ)
給付金やら「GO TOなんちゃら」やらするよりも、「(期間限定でも)消費税なし」一択だと思うんだけど…?
これならどこからも不満は出ないし、経済活動が活発化すること間違いなしだよね?
だって物を買っても税金で1割増しになると思うと購買意欲もなかなかわかないし、給付金で一時的に収入があったとしても、今後どんな増税されるやら不安で使う気になれないよ(*_*;

とはいえ、私はくれるというなら喜んでいただくし、きちっと子どもたちのために使わせていただきますけどね( ̄ー ̄)ニヤリ
給付のお知らせの便りには辞退の申請方法が記してあったけど、辞退する人なんているのかしら…?政政策体に反対の私でさえ、ちゃっかりしっかり受け取るんだし。
ただ当面貯金する気は全くない。
せっかくの臨時収入だし、子ども達に今しかできない形で使えたらなと思ってる。

何をしようか?
どこに行こうか?
子ども達に便乗して私も楽しめたら最高☆

さぁ!やるぞ!!