【事業計画】普通って何?

幼いころからよく「普通はこうするよね」とか「普通はそんなことしないよね」とか言われる。

じゃあ、「普通って何?」と調べてみたところ

ふつう【普通】
いつ、どこにでもあるような、ありふれたものであること。
他と特に異なる性質を持ってはいないさま。
とのこと。
あ~、まぁ、そんな感じだよね。
対義語として、「特別」「特殊」「特異」「奇異」
類義語として、「一般」「通常」「平常」「平凡」
じゃあ、普通じゃない・普通とは違うってことは、特殊ってこと!?
ちなみに英語で「普通」は6種類もあるらしい。
1.「normal」正常の・既定の・標準の
  →「変ではない」や「異常はない」というニュアンス
2.「general」一般的なの・普遍的な・世間一般の
  →特殊ではない場合に使う
3.「usual」ふだんの・いつもの・日常的に見られる・通例の
  →いつもどおりで変わっていない場合に使う
4.「ordinary」並の・平凡な
  →対義語は「special(特別の/スペシャル)」
5.「common」共通の・共有の・一般社会の・公衆の
  →「安っぽい」「ありふれた」というネガティブなニュアンスでも使う
6.「average」平均・標準
  →反対の意味にあたるのが「minimum」(最小)と「maximum」(最大)
「普通」というのをきちんと意味分けされてると思う。
では日本語では?
ついつい全部ひっくるめて「普通」にしちゃってるよね。
でも、ホントにそれって「普通」なの?
あなたの中ではって話じゃないの?
なんであなたが世界の基準みたいになってるの?
って思う。
「普通は…」とよく言われる私だけど、じゃあよほどの変わり者や特殊な人間かっていうと、全然そんなことはない。
強いて言うなら、周りではなく自分を基準にしているだけのこと。
周りの多くがしていることをするのではなく、自分がしたいことや正しいと思うことをしてるだけ。
例えば、私が車が来てない赤信号の横断歩道で止まってるのを、「赤信号でも車が来てなかったら普通は渡るよね~」みたいに横を沢山の人が通り過ぎていく、な感じ。

どっちが普通なの?

アインシュタインの名言に常識とは、18歳までに積み重なった、偏見の累積でしかない。というのがある。

人は自分が知らない・わからない・理解できない物事に対して、とかく攻撃しがちである。その際によく「普通は」という言葉が用いられているように感じられるが、その普通こそ単なる偏見じゃないかな?自分とは違う価値観をすべて受け入れる必要はないと思うけど、攻撃する必要もないのでは?と。

先日、上司(経営陣のひとり)に「会社に属してるのに起業するなんて、会社のために頑張る気がないって、普通は思いますよね(# ゚Д゚)!?」って言われた。

何言ってるのか全然意味ワカラン╮(´ー`)╭どういう理屈!?

ただ単純に私のことが嫌いなのはよくわかってるけど、なんじゃこれ。普段の私の仕事への取り組みを全く見ようともせず、自分の理解の及ばないことに対して「普通ではない」とおかしな角度から攻撃してるだけ。起業・副業がイヤならそう言えばいいだけのことなのに。

このご時世、起業・副業は社会的に推進傾向で、どちらかといえば私のしてる事の方がこれからのスタンダードになろうかというのに、「普通ではない」という攻撃の仕方は自分の了見の狭さや知識の浅さを露呈してるって気づかないのかな?って思う。

まぁ、無理もないかな。今時、社畜育成的ツールで社員教育しようとしてるんだから。

私から言わせれば、ごく一般の働く人の気持ちを全く無視した、自社の業績アップのみを追い求める経営者の上から目線の根性論の押し付けツールを使ってるなんて、普通じゃない。
ちょっとググればこのツールが世間的にどういる評価を受けてるかわかると思うんだけど、このIT社会で未だ情報過疎なのかね…
っていうか、創業一家の人間には、どこかに属して働くということ、その人間の気持ちなんて想像もできないんだろうな。

従業員からtake&お客様からtake&取引相手からtakeな会社。
自社の業績アップのみが最重要なのだ。

少なくとも私が目指すものとは真逆の思考。
私からしたらまさに「普通じゃない」。
こうした企業や会社がどんな結果を残すのか要観察。

私には私の道がある。
さぁ!やるぞ!!